国産バイクとハーレーの歴史

遅れてスタートした日本のバイク

世界で初のバイクは1868年に作られましたが、そのバイクはガソリンを燃料とする内燃機関ではなく、蒸気機関で動く物でした。 それから1885年にガソリンエンジンを搭載したバイクがダイムラーにより作られました。それから遅れること30年、日本で始めてのオートバイ「NS号」が作られるのでした。ただ「NS号」が作られるまでに他国から輸入されていました。またこの頃のバイクは、自転車にエンジンを付けた様なモペットと呼ばれる物でした。その後、多くのメーカーが登場し、1949年には10000台製造されたそうです。また1948年には現在でもバイクを製造し、世界で1位のシェアを持つホンダが50ccの「ホンダA」を発売し、1952年に「カブ取付エンジンF型」に引き継がれました。これが世界で一番売れたバイクとされる「スーパーカブ」の始まりと言えます。スズキもバイクの製造を始めました。1958年には「スーパーカブ」が発売され、現在でも基本的な形を変えず販売されています。またこの頃の「モペットブーム」はカブスタイルのバイクを指します。また富士産業からは「ラピッド」というスクーター型の物も発売されました。この頃日本でオートバイの製造が発展したのは、戦後のあまった部品や、人材があったからではないでしょうか。

世界に認められるバイクへと

CB750

その後飛躍的に進歩した日本のオートバイ技術により、1969年にはホンダ「CB750Four」、カワサキ「500SSマッハ?」が発売され、世界の目が日本に向けられるようになりました。また2台共200km/hを超えるモンスターバイクでした。それを追うように1970年にスズキが「GT750」、1972年にヤマハが「TX750」を作り、「ナナハンブーム」が始まったのです。その後免許制度の改正と共に国内では主力が400cc未満のモデルに移っていくのでした。1976年にはスズキが「GS750」と「GS400」を登場させ、高品質なエンジンと、高性能なサスペンションで世間を驚かせました。

排ガス規制により少しずつ2ストロークエンジンが減っていったのですが、1980年「RZ250」 によって再び2ストロークバイクブームが来ました。その後スズキからは「RG250」、本田からは「NSR250」、ヤマハからは「TZR250」と過激なスポーツバイクが登場し峠を走る「ルーレット族」が誕生しました。その後4ストローク高回転エンジンを搭載したバイクも登場していきました。現在では600ccや1000ccのスーパースポーツに受け継がれています。

またバイクの種類も多種多様になり、スタンダードなネイキッドをはじめ、オフロード、モタード、ビッグスクーター、ツアラー、スーパースポーツ、トラッカー、レトロと数多くのバイクが発売されています。